蠍座新月の星模様

10月25日。19時49分。
蠍座で新月をむかえます。

太陽が蠍座に入ってすぐ、
切り替わり感・スタート感に満ちたうえ
今回は“日食“をおこす新月
いわば新月のスペシャルバーション!
その影響は大きくおよそ半年にわたります。
(星の配置によってはそれ以上。
この新月は金星がピッタリと重なっていたり
火星や冥王星とも意味深く関わっていて
もっと長い影響力がありそうです)

今までの流れから違う流れに乗り変える
ポイントとなりそうな新月です。

蠍座〜I desire.
変容、死と再生、感情の共有、一体感、
心の深いところ、富、財、継承、遺伝、
セクシャリティ、隠されたもの、粘り強さ…。

蠍座のエリアは
誰か(何か)と深く結びつくことで
自分を変容させていきます。

0か100か白か黒かと
突き詰める強さを持っていて
内に秘めた“感情の根“というような
深い部分を書き換える
ようなことを
おこしていくエネルギーです。

そこに日食の大きな影響力が
注がれるのですから、
ある意味メガトン級かも!笑

日食は“太陽を月が隠す“現象で、
太陽の顕在意識を月の潜在意識が
飲み込むように働きます。
言わば“生まれ変わり“のような出来ごと。

蠍座の新月のタイミングですから、
あなたの深くに眠る『本当の望み』が
新しく立ち上がり、これからを方向づけていく
そんなテーマが読みとれます。

頭ではなぜだか解らないけれど
望みや願い、いいと感じる在り方が
この新月前後のタイミングや半年をかけて
すっかり変わってしまった!なんて
感じる人も多いかもしれませんね。
それから本当の望みが知りたいって人には
いい後押しとなりそうですよ。

愛と喜びの「金星」が日食の新月と完全に重なります。
これは『新しい望み』は愛や喜びとセットだということ。
好きなこと、やりたいこと、楽しいこと…、
それも蠍座ですので“ハマる“というような
ある意味マニアックな世界かもしれません。
時間を忘れてのめり込んでしまう、
ニッチなのだけどめちゃくちゃ好きみたいな
あなただけの“本物“の価値を感じる
気分が高まってくるかもしれません。

新月の場所も5ハウスですから
遊ぶように純粋に追求するのがいいようです。

蠍座のエネルギーは“desire“。
“ハマる“ほどの欲望や欲求こそが
運命をも動かしていく絶大な『蠍座力
』。
蠍はまた財の星座ですから、
ここでの新しい望みが金脈につながることも
あるのだろうと思います。
蠍座の愛は深く本物へと向かいます。
あなただけが本物だと感じる愛の世界でいいのです。

運命の入り口「ASC」に重なる双子座の火星は
『望み』に現実的な視点をプラスしながら
行動することを促します。
火星は蠍座の副支配星のうえ新月と調和的な角度に。
制御せず動いていく方がいいようです。
というか、制御できないかも⁉︎笑

新月のサビアンは蠍座3度。
「棟上げ式〜A house-raising.」。
協調や協力を示しています。
『新しい望み』をやっていくうちに
そこで協力できる仲間に出会っていくのでしょう。
あるいは、今、共にあれる仲間。

2023年4月20日の次の日食へと
協力し影響を与え合いながら
共に向かって行くのかもしれませんね。

今回の日食は部分日食。
日本で見ることはできませんが
新しい流れに乗り換えるポイントとなる日食新月です。

ゆっくり自分の時間を過ごして
浮かび上がる望みに心の目を向けてくださいね。

いい新月をお過ごしください。チャオ!