牡牛座満月の星模様

11月8日。20時2分。
牡牛座で満月をむかえます。

今回の満月は超スペシャルな「皆既月食」!
その影響力は大きく半年ほど続くうえ、
「天王星食」と重なっていて本当に特別です。

次に「皆既月食と天王星食」が同時に起こるのは”213年後の2235年”。
どれほど稀なことか(!)と思います。
まるで天空から私たちへの特別なギフトのようですね。

10月25日の蠍座新月(日食)から続くこの満月。
“新しい目覚め“と言えるような
大きなターニングポイント
として働いていくようです。

日食が新しい始まりを暗示するのに対し
月食はひとつの旅の終わりのようなエネルギーです。
今年の5月1日、牡牛座新月(日食)の頃に
スタートした何かが完了するとか
実になるようなことがあるかもしれません。

半年間の“結び“のようなポイントです。
スケジュール帳を開きながら、
この半年間をゆっくり振り返ってみるのもおすすめですよ。

牡牛座〜I have.
価値あるもの、豊かさ、美、五感、肉体、心地よさ、大地の恵み、
財、持って生まれた才能・資質、土地、芸術…。

牡牛座にある月は
エグザルテーション(高揚)という配置で
ひときわ大きく輝くようにパワフルです。
その豊かなバイブスから牡牛座の満月は
「豊穣の満月」とよばれます。

「地」の「不動宮」の牡牛座らしく
“地母神“のバイブレーションのように、
大地(今ある確かなもの)に根ざす豊かさ
感じやすいタイミングなのですね。

日常にある満ち足りたものに気付いたり、
1日1日を大切にしたりと
日々を心豊かに暮らすことがフォーカスされます。

満月はちょうど牡牛座の真ん中に当たる16度。
天王星・ドラゴンヘッドと重なりながら、
金星・水星を従えた蠍座の太陽と向い合い
土星が脇から支えるような本当にインパクトある配置。
大きな大きなエネルギーです。

価値や豊かさが自分自身に向かい
「自分の価値」に気づくのかもしれません。

それは「真価」といえる確かなもの。

大きくてもささやかでも
あなたが作ってきた「お金で買えないものの価値」、
自分の「存在価値」と関わるタイミングであるようです。

天王星とドラゴンヘッドと重なっていますから、
突然降って沸いたような変化がおこりやすい時です。
それが新しいフェーズへの入り口へと誘っていく流れ。

満月は仲間やコミュニティ・人脈の
11ハウスでおこりますので、
突然の変化は“出会いや人間関係“としてあらわれそう。

別れや手放しというような
ハードな形であるかもしれませんし、
少し勇気が要るような、
今までにない人との出会いかもしれません。

いずれにせよこれから周りにいる人は
“新たなフェーズにふさわしい人たち“であ
ということ。

変化の最中は摩擦や違和感を感じるかもしれませんが、
それは停滞したエネルギーや
古いパターンから抜け出すためのもの
であるようです。

慣れ親しんだコンフォートゾーンから出る時って
気持ちが抵抗したり、一歩を踏み出すのに
勇気がいったりしますよね。
ちょうどそんな感じ。

それでも確かなのは『lifeは進化する』ものだということ。
それはまた“本物の価値“を自分に見出していく時の
必要なプロセス
なのだと思います。

向かう蠍座の太陽は喜びの金星と
くっついて響き合っています!
ガラリと変わることがあってもいずれは
楽しみや喜びを感じられるよう
支えとして働きます
から安心してくださいね。
ポジティブな水星も隣り合っているので
必要な情報は入ってきそうですよ。

牡牛座は一歩ずつ一歩ずつ確実に
人生を歩む
よう教えてくれる星座です。
しっかりと母なる大地に足をつけて
進んでいきましょうね。

水瓶座の土星が満月を引き受けてますので
ここでの変化の先は長期的なものであるようです。

満月のサビアンは牡牛座17度。
『剣とたいまつの間の戦い〜
A battle between the swords and the torches.』
本当の強い意志を磨き上げる度数。
あなたが“真価“を感じるものを
ブレずに大切に
していきましょう。

皆既月食のピークはちょうど20時ごろ。
月は少しづつ光を失い
やがて赤く輝く月が日本中で見られます。

牡牛座の月は豊かで神々しくピースフルです。
静かで満ち足りた満月タイムをお過ごしくださいね♡

チャオ!