射手座新月の星模様

12月4日。16時43分。
射手座で新月を迎えます。

今回の新月は日蝕をともなう特別な新月。
未来のビジョンを描き「直し」次なるフェーズへ向かう
そんなテーマが浮かんできます。

日蝕は“自我”を意味する太陽が、
一度消えて闇になりまた光を取り戻す
自我の生まれ変わりのエネルギーです。

その日蝕をともなう新月のおこる場所は射手座。
Into the Unknown.まだ知らない世界の高みを目指し、冒険へ出る希望に満ちた領域です。

射手座〜冒険、挑戦、哲学、理想、海外、語学、旅、普遍、希望、自由、おおらかさ、軽やかさ、黄色、ターコイズブルー、宇宙意識…

一度決めたことをもう一度見直すようなタイミング。

あそこに向かいたいと思っていたけれど、視座が高くなって、もう一段上が見えてきた。時間が経ったり成長したり環境が変わって、次のフェーズが現れて来た感じ。
目的地や目的そのものが変わるような出来事がおこる流れです。
あるいは大切なことの優先順位とか。

それは変わっていいのです。

射手座は前向きで楽観的、軽やかに変化していく柔軟さがあります。こだわりを捨て、“今”の自分がいいと思う感覚に率直に、本当に向かいたい目的地に向かっていこう!軽〜いノリでね、くらいでこの新月はいいと思います。

この新月は、パートナーシップ・対人関係を意味する場所(DSC)近くでおこります。

誰かの役に立ちたいとか、誰かと一緒に、という思いが出発点かもしれませんし、変化のきっかけがあなたにとって重要な人であることも多いでしょう。

日蝕なので、深いご縁を表すドラゴンポイント(今回はドラゴンテイル)が近くにあります(日蝕は、太陽と月が重なる「新月」にドラゴンヘッドやドラゴンテイルが重なると起こります)。
運命的な出会いそのものもあるタイミングです。

学びとコミュニケーションの星、水星も重なっているので、自由な視点で話す・書くなど、言葉にするのもいいと思います。また本を読んだり講座を受けたり、学ぶこともおすすめです。

新月の場所は6ハウス。
労働・奉仕・健康の場所。
仕事や社会的な役割、体についてフォーカスされそう。
土星が影響しているので、仕事にしても生活にしても、日常の安定はすごく重要です。
(引き続きうがい手洗い予防は大切♡)

新月の数え度数(サビアン)は射手座13度、
「明るみに出る未亡人の過去」です。

未来に向かうための過去の精算という意味がある。
未解決だったことに今改めて向き合うことで、
新しい生き方が現実として始まっていく度数です。

獅子座で金星と冥王星が重なっているのも大きなポイント。
本当に望むものはなんなのということに向き合う人もいるでしょうし、中には手に入ったりすることもあるのだと思います。

この射手座新月から、12月11日魚座の上弦の月、12月19日双子座の満月と、月は柔軟宮にいて私たちに意味を伝えてきます。柔軟宮なので状況に合わせて変化する、素直な心とアクションは大切。しなやかに軽やかに今の感覚に乗っていきましょうね!

あ!今回の日蝕は南極付近でおこります。日本では残念ながら見れませんけど、極の近く。影響力が大きい新月です。