獅子座満月の星模様

2月17日。1時57分。
獅子座で満月をむかえます。

今回の満月図で特徴的なのは
地平線より上で輝く星はただひとつ。
獅子座に座す“月”だけなのです。

残り9天体は地平線の下、
ホロスコープの下半分にずらりと並び満月を支えます。

獅子座・水瓶座のラインは不動宮なので
もともとどっしりしているのですが
今回はドラゴンヘッドーテイルと
不動宮のグランドクロスが出来ていて、
とくに骨太、揺るぎない感じ。

自信を持って。
そのままでいいよ。

そんな星からの声が聞こえてくるようです。

“火”のエレメントも月がひとつだけ。
もとより獅子座は王者のサイン。

天空でたったひとつ輝く“月”。
この世でたったひとりの“私”よ、輝け!
その存在の純粋さ、確かさ。
「私という存在を全肯定していく」
そんなテーマが浮かんできます。

獅子座のテーマは、

自信、栄光、輝き、不屈の精神、プライド、無邪気、楽しさ、エンターテインメント…

満月は満ちる・受け取るタイミングですから、
今まで続けて来たこと、力を注いできたことを通して、
何か結果が出たり見えてくることがあるのかもしれません。

そこを振り返ることで得られる自信のようなもの。
楽しくなるようなワクワクするような予感。

獅子座の領域が伝えてくるのは、
「自分という王国の主は自分」だということ。

もっと自由にオープンに。
あなたはあなたを楽しめばいい。

月は内面の自分なので、
素顔のあなたでいいのだと思います。

向かう太陽は水瓶座ですから、
ただ個人が我儘に自分を肯定するのではなくて、
みんながそれぞれに「自分の姿」で輝くのだという
メッセージであるのでしょう。

同じ水瓶座で土星が同座してますから、
現実的な部分、生活や仕事・プロセスが
あなたという存在を支えているはずです。

何も出来てないよ、という方も大丈夫。
生きて来たのでね!
それだけで優勝です、笑。

太陽のサビアンは獅子座28度。
「大きな木の枝にとまるたくさんの小鳥〜
Many little birds on a limb of a large tree.」。

本質という抽象的なことを現実に落とし込む度数。
まわりの人やSNSで自己表現するのもいいですね。

自分の中だけでとどめておかずに。
全ての天体が順行するタイミングでむかえるこの満月。
どうぞ素直に、自分自身を宝物のように
扱ってあげてくださいね!