牡羊座新月の星模様

4月1日。15時24分。
牡羊座で新月をむかえます。

占星術では、一年の始まりである春分
(牡羊座0度。今年は3月21日でした)
を超えて初めての新月です。

牡羊座は12星座の始まり。
新月は月のサイクルの始まり。

ちょうど年度の切り替えでもありますよね。

そして今、全惑星が順行(進行の通りに進む)ですから
すぅ〜と自然に流れに乗るようなスムーズなエナジーに満ちています。
つまり、圧倒的な「始まり」のムードがある新月なのですね。

ここで始めたことは、うまくいく!

一年の計画を立てたり、なにか初めてみるなど、
このタイミングに上手に乗ってくださいね。
ルーティン的なことも、三日坊主になりにくい気がします、笑。

牡羊座〜I am. 始まりの星座。
勢い、萌え出る力、能動的、開拓、ピュア、野生、勇気、フェア、自己主張…

牡羊座の新月は8ハウスにあって、
水星とキロンという小惑星とピッタリと重なります。

そこで浮かぶテーマは、
過去の精算・そして新たに受け取るもの』。

かつて諦めていた何かが、
再び今というタイミングで、
やってみようと自然に光があたるようです。

やってみるのに勇気がいること、
興味がある反面、まさか自分ができると思えなくて出来なかったこと。

それを始めるチャンス!が今。

越えられなかった一線こそトリガーのようですし、
水星が輝いていますから、自分から発信すること、
自分を表現することが鍵のようです。

それが環境を変え、自分を変えることにつながりそう。

身軽な牡羊座にふさわしく、身軽になって。
えいやって勢いつけて“やってみること“が
何より大事なようですよ。

新月のサビアンは牡羊座12度。
「野生の鴨の群れ〜A flock of wild geese.」

野生の鴨はインドではハムサと呼ばれる神秘的な鳥だそう。
野生だから自然の秩序の体現者なのですね。

今回の新月で浮かび上がるテーマ、
過去の精算=かつて諦めていた何か“は
もしかしたら、あなたにとって本当に自然なもの、
野生の欲求であるのかもしれません。

どうぞ牡羊座のピュアなあふれ出すエナジーにのって、
自分の心が求めるものにフォーカスしてみてくださいね。

木星と海王星が魚座でコンジャンクション。
イマジネーションを大きく広げる配置です。

私から見てこの配置は、現実をつくり出すその背後にあるもの、
豊かな目に見えない世界の復権のように見えるのです。
古い時代、目に見えない世界との感応があって、
そこに願望や意図を乗せて、
現実が作られていくシステムがわかっていた。

現代なら引き寄せの法則的なもの。

それが今にフィットした形で、
アップデートされていくのかもしれないなぁと。

水瓶座で金星・火星・土星がぴったり重なって。
ニュートラルに自分を出すことが、
長期的に続けていくことのベースとなりそうです。

今回の新月図は、向かって右半球、
6ハウス-7ハウス-8ハウスに星が集まっています。
これは“あなた“、対人関係の場所。

パートナーや親しい人との人間関係の中で、
『新たに受け取るもの』が見えてきそうですよ!

素敵な新月をお迎えくださいね💫